丸ノコ・切断機の買取相場の見方
丸ノコ・卓上スライド丸ノコ・高速切断機は、電動工具の中でも動力方式によって価格帯が大きく分かれるカテゴリです。同じ「丸ノコ」でも、充電式かコード式(100V)かで相場のレンジがまったく違います。ここでは、当サイトが収集した買取相場データをもとに、マキタ・HiKOKI両メーカーの型番の読み方を整理しました。
マキタの型番体系 ── 「D」の有無で充電式とコード式を見分ける
マキタの丸ノコは、型番の中に「D」の文字が入っているかどうかで、充電式(バッテリー駆動)とコード式(100V)をおおまかに見分けられます。当サイトのデータでも、この2つのグループで相場のレンジがはっきり分かれています。
| 型番 | 買取相場レンジ |
|---|---|
| HS631DGXS | 22,000〜48,000円 |
| HS001GRDX | 22,000〜41,000円 |
| LS610DZ | 23,000〜33,000円 |
| HS005GRDX | 19,000〜30,000円 |
| HS474DZ | 6,300〜21,000円 |
| HS610DZ | 6,300〜14,000円 |
| 5637BA | 2,400〜11,000円 |
| HS6303 | 7,600〜8,000円 |
| 5734S | 2,500〜4,000円 |
出典: エコツール・ツールオフ(2026-08-08時点。各行の詳細な出典URLは各型番ページに掲載しています)
HS631DGXS・HS001GRDX・LS610DZ・HS005GRDXのように型番の途中に「D」が入る一群は、いずれも1万円台後半から4万円台という高めの価格帯にまとまっています。バッテリー・充電器といった付属品込みで取引される充電式のグループです。LS610DZの「LS」は卓上スライド丸ノコ(角度を付けて材料を切る据え置き型)によく使われる記号で、手で持って使う丸ノコとは別の機種として扱われます。
一方、5637BA・HS6303・5734Sのように「D」を含まない型番は、いずれも1万円台に届かない価格帯です。バッテリーという高価な付属品を含まない、マキタの伝統的な100Vコード式丸ノコの系譜にあたります。同じ「丸ノコ」というカテゴリでも、動力方式の違いが型番の記号を通じて価格に表れていることがわかります。
HiKOKIの型番体系 ── 本体型番と括弧内のセットコード
HiKOKIも、インパクトドライバー買取相場の見方で触れた通り、本体型番のあとに括弧書きでセットコードを併記する形式です。丸ノコのデータでも、同じ本体型番でセットコードの有無によって相場が大きく変わる例が見つかります。
| 型番 | 買取相場 |
|---|---|
| C3606DA | 6,000円 |
| C3606DA(SK)(2XPBS) | 26,000円 |
| C3607DRA | 25,000円 |
| C3606DRB | 35,000円 |
| C3605DC | 30,000円 |
| C6UEY | 6,000〜7,600円 |
| CC14SF | 3,000〜6,000円 |
| 1205DA | 17,000円 |
本体型番だけを見ると同じ「C3606DA」でも、括弧書きのセットコード「(SK)(2XPBS)」が付いているかどうかで6,000円と26,000円という4倍以上の差が出ています。付属品を表すセットコードの有無を確認せずに相場を調べると、まったく違う価格帯を見てしまうことになります。C3606DA・C3605DC・C3606DRA・C3607DRAのように型番に「D」を含む一群は36V(マルチボルト)クラスの充電式、C6UEY・CC14SFのように「D」を含まない一群はコード式という、マキタと同じ見分け方が当てはまります。
動力方式で価格帯はどう変わるか
ここまでのデータを並べると、充電式(D系)は6,000円台から4万円台後半まで幅広く分布する一方、コード式は2,400円から1万7,000円程度にまとまっています。ただし例外もあります。新ダイワ ECLD7412Sは80,000円というツールオフ実績2件が確認できており、これはエンジン式など動力方式そのものが違う専門機種です。同じ「切断機」という括りでも、動力方式が変われば価格帯の前提そのものが変わるため、型番と一緒に動力方式も確認しておくと相場観のズレを防げます。
型番以外に査定額へ効くポイント
型番が価格の大枠を決める一方で、丸ノコ・切断機のカテゴリページでまとめている通り、安全カバーやスプリングといった保護部品の有無、丸ノコベース(定盤)の歪み・サビも査定額に効きます。刃は消耗品なので付いていなくても構いませんが、安全カバーだけは外さずに査定へ出してください。バッテリー・充電器・平行定規・集じんアダプタなど付属品の考え方はバッテリー・充電器は本体と一緒に売るべきかでも整理しています。
型番の確認方法そのものにお困りの場合は、電動工具の型番はどこに書いてある?銘板の見方もあわせてご覧ください。ハンマドリル・ハツリ機のようにさらに負荷の大きいカテゴリの型番の読み方は、ハンマドリル・ハツリ機の買取相場の見方で整理しています。
※ 本記事で紹介した価格は、各業者が公開している情報を出典つきで転記したものです。実際の査定額は、工具の使用状態・付属品・時期・依頼する業者によって異なります。
よくある質問
Q. 「D」が付いていれば必ず充電式ですか?
当サイトのデータで確認できる範囲では、マキタ・HiKOKIとも型番に「D」を含む丸ノコが充電式(バッテリー駆動)のグループにまとまっています。ただし表記の規則がメーカー内で必ずしも一律とは限らないため、確実に知りたい場合は本体ラベルや取扱説明書の記載もあわせて確認してください。
Q. セットコードがわからない場合はどう調べればいいですか?
本体型番だけで型番検索すると、セットコードが特定されていない実績が表示されることがあります。参考にはなりますが、実際の査定額はバッテリー・充電器の有無によって変わるため、目安として扱ってください。